アンチエイジング日記 美容健康から更年期障害対策まで

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緑茶にあるすごい効能

血圧の上昇には、いくつかの酵素が関係しています。塩分によって腎臓のレニンという酵素が活発になると、体内のアンジオシン1という酵素がアンジオテンシン変換(ACE)酵素によってアンジオテンシン2に変化します。

その結果、血圧が上がります。カテキンはACE変換酵素の働きを抑えて、アンジオテンシン2へ変化させないようにして血圧を下げるのです。

また、緑茶に含まれるギャバという成分も血圧も下げます。ギャバを増量してギャバロン茶が登場し、血圧降下作用が期待されています。

緑茶のカテキンを小売るよくとるためには、茶葉をこまめに取り換えることです。なぜなら、カテキンは1~2煎くらいまでしか抽出されないからです。1人分の茶葉の量は1回に1~2gでお湯の温度は60-80℃がベストです。

また、緑茶の茶葉を食べてもカテキンをとることができます。 カテキンの効果を期待してお茶を飲む場合は、1日に約10杯飲むことが勧められます。カテキンに換算すると約500mgとなります。

1日10杯も飲めないという人は、その半分でもかまいません。これまでコーヒーや紅茶を飲んでいた人は、緑茶を飲むようにしてみましょう。ただ、注意したいのは濃ければ濃いほどよいだろうと、渋いお茶を飲みすぎないことです。

たしかにカテキンもとれるでしょうが、タンニンのとりすぎで、ひどい便秘になることがあるので注しましょう。

緑茶の主な効能 ・コレステロールを下げる ・中性脂肪を下げる ・抗酸化作用 ・ダイエットを助ける ・食中毒の予防

青魚でサラサラ血液に!

青魚は、ぎらぎら光っている皮や生臭さが苦手という人も多いのですが、サラサラ血液やピチピチ血管をめざすなら、見逃すことのできない食品です。


青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、頭の働きをよくするという効果がすでに有名ですが、それだけではありません。 脂質の主成分は脂肪酸ですが、脂肪酸には肉類が多く含まれる飽和脂肪酸と、魚類や植物性油脂の不飽和脂肪酸に分けることができます。

不飽和脂肪酸の中でも、n-3系と呼ばれる脂肪酸は青魚だけに含まれるといってもよいでしょう。 EPADHAは、どちらもこのn-3系の脂肪酸で、悪玉のLDLコレステロール中性脂肪の低下作用、善玉のHDLコレステロールを増やす作用、血栓を溶かす作用などがあります。

その結果、血液をサラサラにしたり、動脈硬化予防に役立ちます。そのほか、脳の神経細胞の働きを活性化させて、ボケ予防にも効果があることもわかっています。 血栓ができやすいのには血小板も関係しています。

血小板は本来、出血したときなどに血液を固まらせて止血させる重要な成分です。しかし、コレステロールや糖分過多になると過剰に働いて粘つかせ、血液を固まりやすくしてしまいます。

EPAをとると、血小板中のEPAの量が増え、一方でアラキドン酸が低下します。EPAは血小板が固まりにくくする物質の産出、アラキドン酸は血小板を固まらせにくくする物質の両方の産出に完成しています。

つまり、EPAをとることによってこれらの物質の産出バランスを整えて血小板の正常な働きを促し、血栓ができにくくするのです。

サラサラ血液、ピチピチ血管を保つ最大の目的は、ボケ予防という人も多いでしょう。そのボケ予防の立場からも青魚は有効です。

ボケには脳の神経細胞の死滅、老化が関係していますが、DHAには神経細胞を活性化させる働きもあります。脳に運ばれる栄養素は限られていますが、そのなかの1つにDHAがあります。

DHAは脳の神経細胞の原料となり、老化によって衰えた神経細胞を元気にして、ボケを防ぐのです。また、視神経にも働きかけ、視力アップにも効果があります。
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ホットフラッシュを抑えるには

人間は恒温動物です。つまり外の気温がどんなに変化しても体温は一定です(たとえば爬虫類や両生類は周囲の気温に応じて体温も変化します)。

私たちはトカゲやカエルとは違うのです。私たちの体はホメオスタシス(恒常性)を維持するために一生懸命働いています。

気温が低ければ体は震えますが、筋肉はその動きによって血流速度を速くし、血流が身体の奥深くの組織まで到達するようにして体温を維持しているのです。

気温が高ければ、汗をかいたり体がほてったりします。

発汗は蒸発によって、ほてりは皮膚の表面に血液を集めることで、熱を発散させる作用です。
エストロゲンはこのシステムの重要な構成要素です。

皮膚血管の収縮・拡張を助けて、体温を一定に保つのに役立っています。エストロゲンレベルが低下すると、これがスムーズに働かなくなります。

発汗やほてりの調整がうまくいかなくなり、熱い飲み物やカフェインの摂取、ストレスといった、普段なら体温に大きく影響するはずのない日常的な刺激で、バランスがくずれたりします。

体がまるで熱波に襲われたかのように反応してしまうのです。多くの医師がホットフラッシュにはHRTによって、失われたエストロゲンを補充するのがもっとも有効だと信じています。実際、HRT(ホルモン補充療法)の使用の理由として一番多く使われるのは、ホットフラッシュを抑える効果です。


この主張は正しいと言えます。信頼のおける多くの研究がエストロゲンの補充(単独あるいはプロゲスチン併用)はホットフラッシュの抑制に効果的であることを認めています。


記憶力や集中力の衰えは、多くの女性にとってホットフラッシュよりも厄介です。
ホットフラッシュを抑える対処法

脳血管性認知症とは

脳血管性認知症は、脳内の血管が詰まったり、破れて出血してしまったりすることによって、その周辺の神経細胞がダメージを受けて引き起こされる認知症です。

 

60-70歳代にかけての男性に多く、脳梗塞脳出血などの病変の広がりや回復の程度等によって、認知機能障害の現れ方や経過もさまざまです。

 

脳梗塞といっても、意識を失って集中治療室に直行するような大きなものばかりではありません。

 

最近ではよく知られるようになりましたが、高齢によると全体の3分の1くらい方が脳の深い部分でごく小さな脳梗塞を1つか2つは起こしています。

 

そうした小規模な脳梗塞がいくつも重なることによって、合わせ技で認知症を引き起こしてしまうこともありますし、梗塞を起こした部位によっては、比較的小さな脳梗塞でも認知症を引き起こすことがあります。

 

もちろん、救急車で搬送されるような大規模な脳血管障害を引き起こした後にその後遺症のひとつとして認知症を引き起こすこともあります。

 

脳内の出血や梗塞は、最近では小さなものでも画像ではっきり確認できます。そのため、脳血管性認知症アルツハイマー病とは違って、「原因がはっきりしている認知症」ということができるでしょう。 早い段階でその原因を取り除く治療を行うことができれば、認知症の段階に至る前に回復する可能性も期待できます。

 

ちなみに、脳血管性認知症を放置しておくと、しだいに老人班の形成や神経原線維変化が始まってアルツハイマー化し、混合型の認知症になっていきます。

急激な症状のない小さな脳梗塞は、アルツハイマー化の原因になっている可能性もあるといえるでしょう。認知症防止のサプリメント

瞑想は精神的にも健康にもよい

瞑想といえば、60年代の麻薬浸りのヒッピーや、ニューエイジ的な怪しげな集団を連想していませんか?もしそうなら、あなたは瞑想とはどんなものか、健康増進の手段としてどれほど役に立つかを見逃しています。

瞑想は、バイオフィードバックと同じく、深いリラックス状態を導き、脳内をアルファ波で充たし、心拍や呼吸をゆっくり整えます。

瞑想が肉体的な健康だけでなく精神的健康にもよい影響を与えることについて、研究する科学者の数は増加しつつあります。

瞑想はもともと東洋の宗教に由来していますが、現在では完全に西洋にも根付いています。

たとえば、ハーバード大学の心臓病学者ハーバード・ベンソンは、ヒンズー教の伝統にもどづく超瞑想法(TM)を宗教的要素をとりのぞくことによって、アメリカ人の患者たちの必要に適したものにしました。

多くの科学者がこれらに習い、現在では、多種多様な情報や技術が入手可能です。

簡単にいえば、瞑想とは比較的短時間で深いリラックス状態を生み出すプロセスです。瞑想は、くつろいだ姿勢(一般に足を組んだり、背もたれが垂直な椅子に腰掛けたりする)をとったり、ひとつの物(絵や花や神聖な物体)や音に意識を集中することによって、不安などが渦巻いている心を鎮めることを可能にします。

たとえばTMでは、瞑想者は精神的な「師」からマントラと呼ばれる特殊な言葉を与えられ、それらをくりかえし唱えることによって意識を集中するよう指示されます。

ベンソン博士は、瞑想する人が自分にとってなにかしらの意味がある単語や語句を選んでもよいとしています。

その場合も脳波は同じように変化します。自分の呼吸に意識を集中したり、1から10までくりかえし数えて意識を集中する瞑想法もあります。

大豆の勧め

大豆に含まれているレシチンという成分は、リン脂質ともいいます。リン脂質は水とも油とも仲が良いという性質があります。

血液(水)にコレステロール(油)を溶かすためには、リン脂質が乳化剤となって油を細かい分子に変えて、水と混ぜ合わせます。

例えば、洗剤が衣服のよごれ(油)を水に溶けやすくして、きれいに洗い流すようなものです。つまり、血液中にリン脂質=レシチンが十分にあれば、コレステロールは血液と混じり合って、肝臓に運ばれて処理されます。

その結果、血液中にコレステロールが余分に残って血管壁にくっついたりしていないことから、動脈硬化の予防に役立つのです。

さらに、レシチンにはすでに血管壁に付着したコレステロールを引きはがす作用もあります。この働きも動脈硬化の予防に一役買っています。

また、肝機能を高めて肝臓に運ばれたコレステロールが、溜まってしまわないようにする働きもあり、脂肪肝予防にも役立ちます。

大豆の食物繊維コレステロールも下げます。 脂肪の消化に必要な胆汁酸はコレステロールからつくられます。胆汁酸は、コレステロールからつくられます。

肝臓から小腸に分泌された胆汁酸は、使用後、肝臓に吸収され再利用されますが、食物繊維があると吸収されて排泄されてしまいます。

そのため再利用できる分が減るので、コレステロールはなくなりません。

その結果、血液中のコレステロールが減っていきます。