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瞑想は精神的にも健康にもよい

瞑想といえば、60年代の麻薬浸りのヒッピーや、ニューエイジ的な怪しげな集団を連想していませんか?もしそうなら、あなたは瞑想とはどんなものか、健康増進の手段としてどれほど役に立つかを見逃しています。

瞑想は、バイオフィードバックと同じく、深いリラックス状態を導き、脳内をアルファ波で充たし、心拍や呼吸をゆっくり整えます。

瞑想が肉体的な健康だけでなく精神的健康にもよい影響を与えることについて、研究する科学者の数は増加しつつあります。

瞑想はもともと東洋の宗教に由来していますが、現在では完全に西洋にも根付いています。

たとえば、ハーバード大学の心臓病学者ハーバード・ベンソンは、ヒンズー教の伝統にもどづく超瞑想法(TM)を宗教的要素をとりのぞくことによって、アメリカ人の患者たちの必要に適したものにしました。

多くの科学者がこれらに習い、現在では、多種多様な情報や技術が入手可能です。

簡単にいえば、瞑想とは比較的短時間で深いリラックス状態を生み出すプロセスです。瞑想は、くつろいだ姿勢(一般に足を組んだり、背もたれが垂直な椅子に腰掛けたりする)をとったり、ひとつの物(絵や花や神聖な物体)や音に意識を集中することによって、不安などが渦巻いている心を鎮めることを可能にします。

たとえばTMでは、瞑想者は精神的な「師」からマントラと呼ばれる特殊な言葉を与えられ、それらをくりかえし唱えることによって意識を集中するよう指示されます。

ベンソン博士は、瞑想する人が自分にとってなにかしらの意味がある単語や語句を選んでもよいとしています。

その場合も脳波は同じように変化します。自分の呼吸に意識を集中したり、1から10までくりかえし数えて意識を集中する瞑想法もあります。